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私の感じている福島第一原発の現状

福島第一原発の事故の見通しについて、
私が感じている以上に、世間は政府の発表で不安を感じているようだと感じたので、
私が感じている福島第一原発の現状を纏めてみようと思います。

いろいろな話を聞いていると、世間では政府の
「危機的状態は脱した」 とか 「事態の収拾まで、まだ暫くかかる」
などの発言が矛盾があるように感じているようで混乱しているというのが今でしょうか?

以前も書きましたが、私は原子炉の専門家ではありません。
ただ、放射線作業従事者として、放射線一般の知識はあります。
また、冷凍機械保安管理責任者の資格も持っていて、
職場でも、高圧ガス機器や真空機器などを使うことも多いので、高圧ガス一般の知識はあります。

なので、現状の話を聞くと、今の大まかな状況を把握できていると思っています。
また、職場にも似たような立場の人が沢山いますが、
今の福島原発の現状を悲観的にみている人にあったことがありません。
 …というか、ここ茨城南部では殆ど影響が無いので、話題にも上がることも殆どありません。



さて、今回の事故で想定される最悪の事態は、
原子炉の水蒸気爆発などで、原子炉の圧力容器が大破することです。
そのような事態が起こると、炉心の冷却ができず、炉心が完全に溶け出し、
大量の放射線がばら撒かれ、チェルノブイリの事故と同様の被害が予想されます。
(水素爆発で建て屋の一部が壊れましたが、水蒸気爆発は起こっていません。)

これまでに、このような状態になる危険性は無かったとは言えません。
一番危なかったのは、圧力容器内の冷却水が減って、炉心が露出された時です。
この時、核反応は進み、圧力容器内の圧力が相当上がったようです。

しかし、弁を開いて、蒸気を外部に放出することで、炉の圧力を逃がしたり
(その結果、一時的に放射線の放出量が増えた時期がある)、
暫定的に、海水を注入するなどの対処療法を経て、
今は福島第一原発の1から4号機全てで、
冷却水を消防署っではなく、淡水を仮設の給水ポンプで送って、ポンプの流量を制御することで、
炉の温度をある程度調整でき、炉の温度を200℃以下に抑えられています。
まだ常設ポンプへの切り替え作業は残っていますが、
当面の最も危ない状態は乗り越えたと思われます。

この結果、今は最も恐れている「危機的状態」は脱していますので、
今後は、これまで以上に放射線レベルが上昇する可能性は極めて低いと思われます。


ただ、問題が収束しているかと言われれば、まだです。
今まで見つかっている状況証拠を纏めると、

 仝業敷地内で、微量のプルトニウムが検出された。
 ▲拭璽咼鷏屋などで、放射線強度の高い水がみつかった。

,蓮△海譴泙念貉的にでも、冷却水の量が少なくなり、
原子炉内で炉心が露出された時期があり、
このとき炉心の一部が溶けたここと示唆しています。
ただ、今は炉心は冷却されており、炉心の融解は進んでいないと思われます。

△蓮大破というレベルとは程遠いレベルですが、
圧力容器の中で弱い部分である、溶接部、配管、継ぎ手などの
一部で損傷があることを示唆しています。

これによる影響は、大気中への放射線の放出は、この状態でも今のレベルで収まっており、
今まで観測された放射線レベルは、殆ど農作物や飲料水から人体への影響は無いレベルです。

また、放射化された水の一部は海水に漏れ出していて、
これによる漁業への影響は、今後詳しく調べないといけないですが、
現段階では、それ程大きな被害には至っていないレベルだと思っています。
データが明示されていないので、正確なことは言えず、すいません。

ただ、今後大量に放射化された水が海水に流れ出すと、
当然、漁業への影響は大きくなるので、早急に対処しなければなりません。

また、冷却水の漏れがある以上、現場での作業を終了するわけにはいきません。
今の仮設ポンプから、常設ポンプへと切れ変える作業にも影響がでます。
現場で作業する方への健康の問題も考えると、
冷却水の漏れが起こっている個所を同定し、早急に補修する必要があります。
補修も冷却水を入れたままでの補修になるので、抜本的な補修にはならないでしょうから、
水漏れは防げても、原子炉として使うための圧力をかける状態にまでは修復できないでしょうね。

このように、現場作業員を置かずに、炉心の冷却を待てる状態になって初めて、
事態が収集したと言えるのでしょうから、今は事態は収拾していないというのは正しいでしょう。

 …「危機的状態は脱した」 とか 「事態の収拾まで、まだ暫くかかる」という発言は、
  それぞれに指しているものが違うので、誤解を招いているようですが、
  私は、決して矛盾していない内容だと受け取っています。


纏めると、

今までの被害は、原発付近の限られた一部を除いて、
飲料水、農業に影響を与えるほどの放射線は放出されていない。
ただ、放射線自体よりも、風評被害は非常に大きく農家に降りかかっている。

漁業に関しては、詳しいデータを見ないと何とも言えないが、
現状では、原発付近の限られた地域を除けば影響は見られないと思う。

原子炉の炉心をある程度定常的に冷やせるようになったので、
今後これ以上の大規模な被害が起こる危険性は回避された。

ただ、冷却水の漏れは存在しており、これを修復しない限り、
放射線汚水による漁業への影響は収束しないし、現場作業を続ける必要が続く。
こういった意味で、事態の収束には、まだ暫くの時間がかかる模様。

  …というのが現状だと思います。

まだまだ、現場作業にあたっている方への負担は大きいですが、
それらの方々の努力もあり、どんどん良い方向へと進んでいっていると思っています。

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